大変なことを経験して大変なことの喜びを知る。

生後7ヶ月になると離乳食中期に入るみたいで、食べられる食材たちもどんどん増えてくる。

そうなると大変になってくるのが、離乳食づくり。もちろん僕も妻きちもその都度作ってはいられないから冷凍ストックにするけれど、そのストックを作っておくのがそこそこの労働で。

うちでは夕食後のまったりできる時間に離乳食づくりの時間を作ってる。2、3日前から妻きちに「◯◯日、一緒に離乳食づくりしよーね!」としっかり念押しもされる。ちゃっかりしっかりマン。

 

先日、きゅうり、キャベツ、インゲン、かぼちゃ、人参、玉ねぎ、大根、ササミ、納豆、里芋のストックを一気に作った。

結構チームワークは良さげ。

僕が材料を細かく切ってるときは妻きちは煮て、切るのが先に終わっていたら様子を見てササッと洗い物をする。その逆のときも。シンクが大荒れすると後々面倒だから、少量ずつちょこちょこと洗う派。

 

そうそう。

普段は僕が食器洗いをすることが多いんだけど、シンクの受け皿が油まるけになったりヌルヌルになったり汚れてるのが嫌だから、受け皿とカバーは毎日洗ってて。

別に潔癖症じゃないし、なんなら一人暮らしのときなんて人が来るときしかキレイにしない人なんだけど、なんかヌルヌルってキモいじゃない。

だけど受け皿を毎日洗ってる人って案外少ないらしく、友だちにびっくりされた。「めんどくない?!」って言われたけど、ヌルヌルになってからやるほうがめんどくない?!

 

で、話を戻すと、離乳食作りってたった数日間のストックを作るだけでも大変。

自分が食べるときみたいに味付けなんててきとー\(^o^)/なんてできないし、和風だし1つとっても味見しながら大人の1/3程度の濃さにしたりね。

 

それでふと思った。

世の中にはこのストックづくりをママ1人でやってる家庭もあると思う。そりゃパパは仕事に行ってるだろうし、うちみたいにストックを夜に用意するわけじゃなければ1人でやらざるを得ないかもしれない。

でも、これはパパとママの2人が協力してやったほうが「早い」「ラク」「楽しい」の3大メリットがあることに気付いた。

ちなみにこの間の離乳食作りは2人でやって1時間30分かかったんだけど、たぶん1人でやったら倍の3時間はかかる。途中しんどくなって休憩が入って小腹が空いてお菓子をつまみ食いするだろうから4時間コース。

そりゃしんどいわ。それにプラスしていつ泣き出すか分からない赤ん坊が睨みをきかせているわけで。

あ!赤ん坊が泣き出す計算を入れてなかったから、4時間30分コースに修正しとこか。

 

ここで問題になってくるのがパパの参加。

率先してパパが参加してくれるなら文句なしに頼っちゃえば良いと思うんだけど、育児中の人のいろんな話を聞いてるとどうもそうじゃない家庭が多いようで。

仕事が終わる → 家でゆっくりしたい
休みの日 → いつまでも寝てる

まぁ、あるあるだと思うけど、しょうがないって言えばしょうがないと思う。眠いなら本当に眠いんだろうし、ゆっくりしたいのも本音だろうから。

本音が言えるだけでも良いと思う。ただ、どっちか片方だけ本音を言って、片方は我慢しっぱなしだったら問題だけど。

 

僕が普段から何となく思ってるのは、「妻=お母ちゃん」ではないということ。男ってマザコンが多いから、結局お母ちゃんが好きなんよね。んで、お母ちゃんにしてもらってたようなことを妻にも求める。

いつまで経っても子供なんよね。だから夫婦という関係性をどう解釈して、どんな捉え方をしておくと夫婦にメリットがあるのかを結構考える。

そうなってくると、大変なことはどんどんシェアしていこうぜっていう発想になる。

別に高感度アップを狙ってるんじゃなく、これだって結局打算的な発想だから「いやらしさ」といえばいやらしさなのかもしれない。

 

というか、口で「離乳食づくりって大変でしょー」と言われたところで、その人が経験してなければそれはただの想像の世界。なんとなく大変そう、切るのが疲れそう、みたいな表面的なことばっかり。

でも実際にその大変さを経験してみると、何が大変なのかがよくわかる。そして終わった後にどれだけの疲労感があって、どんな達成感を味わうのか、喜んで食べて欲しいっていう気持ちだって湧き出てくる。

 

こう書くと、ちょこっとはイクメン的な要素があるように思われるかもしれないけど、まったくそんなことはなくて。夜ご飯、洗濯、息子のおむつ替え、離乳食をあげるなどは基本妻きちがやってくれてるから。

どっちかっていうと、僕にできることを片っ端から探して、それを楽しみを見つけながらやってる感じ。

僕にできることで妻きちが苦手なこと、妻きちにはできることで僕が苦手なこと、あとは単純にスケジュールや仕事の問題もあって育児のバランスは圧倒的に妻きちのほうが多い。

 

離乳食作りに限らず、2人でやったほうが良さそうなことは今後も続けていくし、誰かが味わってるその大変さを実際に味わってみることで喜びや楽しさ、その先にあるなんだかわからん感情もきっとあるんだと思う。

というかこういう思い出というか、数ヶ月後とか何年か後に共有できる話があることが好き。あのとき大変だったねとか、あれはウケたなとか、こういうくだらないのがちょうどいい。

息子が大きくなったときに話しても、記憶なんてたぶんないから「ふーーーーーーん」で終わっちゃう話だけど、その「ふーーーーーーん」がいつかは自分が経験することになるかもしれないからね。

だからこれからもどんどん共有できるなにかをコレクションしていくと思う。