HSPの新スペック

こんにちは、HSP&エンパス歴32年目の関根(@cekineco)です。

HSPは人付き合いが苦手だとか、気を遣いすぎて疲れるだとか、人間関係に関連するデメリットがかなり強調されてますよね。

たしかにその通りだと思うし、僕ももれなく気を遣いすぎて疲れるタイプですし、流れ星よりももっともっと早い速度で無意識に不安やリスクが浮かぶ人間です。

もっというと、いろんなことを感じ過ぎるし、先が読めすぎてしまうこともあるし、必要以上に客観視しすぎて自信をなくすことも。

 

だいたいの人はこれをデメリットや自分の欠点として捉えていて、僕も実際にそうでした。

自分の感覚がめんどくさいし疲れる
本当の自分なんて出したら嫌われるかも
誰かを好きになるのが怖い
こう言えばきっとこの人は悲しむ(怒る)
こう言えばきっとこの人は喜ぶ
人混みに行くとエネルギーを吸い取られる
相手のちょっとした変化で自分の対応を変えてしまう
複数の音が重なると胸が気持ち悪くなる
光と音に敏感(頭が痛くなったりビクッとしたり)
人は好き。でも嫌い。だけどやっぱり好き。
感情的になる自分がイヤ(常に客観的視点)

かる〜く挙げただけでも、これぐらいはあります。

でもこれって、悪い側面からしか見てないんですよね。

ですが、僕の過去を振り返ってみると、HSPだったからこそうまく立ち回れたこと、得したことがたくさんあったことに気づきました。

 

例えば、就職難が始まった頃の話ですが、競争率の高かったモデルプロダクションの面接で、400人の中から選ばれました。

そして別の会社では、今度はもう少し倍率は低いですが、350人中3人の枠に入り、合格することができました。

容姿端麗なわけでもなく、学歴が高いわけでもなく、何か飛び抜けたスキルがあるわけでもないです。あるのは、ただHSPという気質だけ(厳密に言うとエンパスも)。

 

そこに「戦略型」という性格的な部分が加わっているだけです。

例えば、400人が応募しているならば、そのうちの8割は履歴書の段階から適当で、2割の人が履歴書も丁寧に書く真剣な人たちです。なのでこの時点で400人の2割なので、80人ぐらいには絞られているはず。

さらにそのうちの8割の人はみんな同じようなことを言い、2割の人は印象に残ることを言います。この時点で80人の2割なので、16人まで絞られます。

 

16人までいったら、あとは運と「相手がなにを求めているか」を常人レベル以上で考えるだけです。このページは面接アドバイスのページではないので詳しくは割愛しますが、とにかく相手企業の情報を調べ尽くしましたね。

ホームページに書いてある理念、競合他社と違うところ、そして「自分」という1人の人間が何ができるか。

それで、僕の場合は面接で何を話すかはほぼ決めていかないんです。記憶力が悪いので、暗記していこうとしてもそこに信念がなければすぐに忘れてしまうので。笑

 

しかも、僕だったら相手が考えてきたことを思い出しながら話してる姿を見たら「あ、考えてきたことを思い出してるんだなぁ」と察知してしまうので、面接官が似たようなタイプの人だった場合のリスクヘッジでもあります。

面接官からの質問は、必ず結論から答えるので、結論を咄嗟に答えているうちにその根拠や具体例を考えておく方法ですね。

 

職場の中でも、有り難いことに人が寄ってきてくれます。

理由はシンプルで、相手が面白いって思えたり、相手の満たされていない部分を気持ちよくするのが上手いからだと自分で思っていて、それは妻からも、友だちからも言ってもらえるんです。

そこで思いました。

 

HSPの気質があれば、人たらしになれるんだ!人の喜ぶことを率先してできて、良好な関係を築くことも、そこからチャンスを得ることも、自分自身でも、人を通じても人生そのものを良くしていくことができるんだ!

しっかりと自分の軸、意見、価値観を明らかにして、それを適材適所で伝えていくことで八方美人にはならなくて、それで相手から必要としてもらえる存在。

ここに気がついた瞬間、今までHSPは敵としか思えていなかったんですけど、一気に大親友になった感覚でしたね。

 

HSPは人たらし。これぞHSPの新スペックだと思います。

「たらし」って言葉には「誘惑」とか「もてあそぶ」みたいな意味があるかもしれないんですけど、誰かの未来のために真剣になれて、自分にはなにができるか真剣に考えることができれば、たとえこう思われてもそれはそれでいいんじゃないか?と思うのです。

もちろん世界中のみんなから肯定されるわけじゃないけど、こういう価値観に必ず共感してくれる人はいるから、その共感してくれた人を誰よりも大切にしたらいいんです。

 

 

上の記事でも話しましたが、あくまでHSPのコミュ力や人たらしの「種」です。HSPの人が全員最初からこうなれるわけじゃないし、性格、家庭環境、経験、知識など、プラスアフファな部分も大きいです。

なので僕ができることは、HSPという気質をネガティブなままにしておくんじゃなく、この種の育て方、HSPを上手に活かすためのアドバイスをすることです。

HSPの本を読んで肯定してもらって安心するだけじゃ、その安心感はきっと数日間しか持ちません。

エネルギー回復やビタミン補給にはなると思うんですけど、HSPの根本改善は「HSPを活かす」ということだと僕は身を持って確信しています。

 

そのような方にこのブログを役立てていただけたら嬉しいです。