感じたこと

今後の介護。全員で支え合う体制を作っていかないとまずいんじゃない?

こんにちは、関根です。

介護事業のHPプロデュースとコンサルが取引先にあるんですが、それとは別で最近ちょっと介護について考えることがありまして。

というのも、最近あるYouTubeチャンネルにハマっていまして。

それがこちらのチャンネル。

 

 

要介護3で認知症のダンディおじいちゃんと、生粋の笑顔を持つ認知症のおばあちゃんの日常を孫が撮影しているチャンネルなんですね。

食事中や食後に妻と一緒に見て楽しませてもらっています。

楽しませてもらっているというと語弊があるんですが、妻は介護資格保持者でありもちろん介護経験者。そして僕も介護経験者なんですね。

ですから「認知症」とはどういった症状で、どういった特性を持っているのかは多少の知識や経験があります。

 

そこで思ったんですが、このチャンネルに出演しているおじいちゃんとおばあちゃんは、知る限りでは息子と孫のサポートを受けていると思います。

その他のご家族がいらっしゃるのかどうかはわかりませんが、少なくとも誰か1人が介護をしているという感じではないんですね。

ところが世の中には、配偶者や親の介護をたった1人でやっている人もいるんですよね。

 

認知症を患うだけでなく、年老いてくると精神も乱れてしまって精神安定剤を服薬する人もいますし、単純に身体の自由が効かない人もいます。

そうなると誰かしらのサポートは必ず必要になります。

介護者がまだ若ければ体力面はまだいいんですが、若かったとしても精神面の負担は大きいです。

たとえば、僕は小規模デイサービスで夜勤もやっていたんですが、ショートステイで最大5名宿泊可能で、5人のうち4人が認知症を患っていると施設内は動物園状態です。

(自立できない人が5人の日は逆に楽)

最大5名までの宿泊の場合、介護スタッフは夜間帯1人で介護をします。

 

夕ご飯を食べたのにそれを忘れてしまい、「食べてない!ここは晩御飯も出してくれないのか」と誰か1人が言い出したらほぼ全員が言い出します。

トイレに行ったことを忘れて1、2分後にまたトイレに歩き出してしまい、転倒の恐れがあるからと必ず付き添いに行きます。その間に誰かが歩き始めてしまえばもうてんやわんや。

トイレの付き添いをしながら「◯◯さーん!すぐに行くからちょっとだけ座っててもらえるー?」と何度大声を出したことか(笑)

 

僕はお金をもらって介護スタッフをしていたので全然いいんですが、家族だとそうもいきません。

ただただ、先の見えない介護をし続けるんです。

認知症で何度もトイレに行く配偶者や親であれば、夜間帯ほとんど眠れないでしょうし、施設にお願いするとしても介護度によって介護保険が使える金額が決まっているので、それを超えた分は自費なのでお金もかかります。

働きたいのに働けない。
でも働かないと介護施設にも通わせられない。

こういったジレンマを抱えている人も大勢いると思います。

 

ですが2人以上でサポートできるならちょっとだけ気持ちも体力も楽になります。

介護施設でいえば、1人の利用者を2人同時もしくは交互にサポートするようなものですから、サポートする人数が多ければ多いほど助かるものです。

 

悲しいことに「介護疲れで母殺害」などのニュースも頻繁に聞く時代になりました。

高齢者が増えていることもそうですし、経済的な問題もあると思います。

とはいえ、介護は常に人手不足です(介護に限らずほとんどの業界がそうですが・・・)。

 

まだ具体的な改善策は見つけられていないんですが、とにかく「1人ではなく2人以上のサポートになるような介護」を目指していくことが、家族の安心安全にも繋がり、犯罪の減少にも繋がるんじゃないかなと思うんです。

好き好んで孤独を選択している人以外、孤独を味わわせちゃいけないと思うんですよね。

お年寄りも孤独なら生きる希望もなく寂しいでしょうし、介護側もたった1人では肉体的にも精神的にもしんどく、つらいものです。

 

財源が大量に確保できれば、介護スタッフの賃金の増加や介護保険適応の範囲を拡大することで、雇用が増えるきっかけやサポート体制を整えるきっかけにはなると思います。

ですが、問題はその財源。

難しい問題です。

 

この記事はあくまで感情論でしかないのですが、なんかこう、もっと温かい笑顔に包まれるような世界に変えていきたいですね。

冒頭で紹介したおじいちゃんおばあちゃんを見ていると、ふとそんなことを感じました。

 

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